ご⾃宅に24時間換気システムがある場合、天井裏などにダクトが通っており、給気・排気の空気が常に流れています。
しかしそのダクト内部には、カビ・ダニ・細菌・VOC(揮発性化学物質)などの汚れが蓄積されていることが多く、定期的な清掃が必要です。

24時間換気の仕組みと汚れの原因

24時間換気(特に第1種換気)は、給気も排気もダクトを通して⾏うため、家全体に空気が循環しています。
そのため、ダクト内にはカビ・細菌・PM2.5・花粉・ダニの糞・放射性物質などが蓄積しやすく、健康への影響が懸念されます。
特に不織布素材のダクトは汚れが染み込みやすく、定期的な清掃が不可⽋です。

清掃内容と方法

① ダクトの取り外し
→ 曲がった箇所もまっすぐにして徹底清掃。

② 内⾯の洗浄
→ 専⽤器具と拭き取りでアレルゲン除去。薬剤は使わずアルコール消毒で安全に。

③ 排気・給気⼝の清掃
→ 防⾍網やフィルターも確認。詰まりや異物を除去。

④ 機器本体の分解洗浄
→ 熱交換器やファンも汚れているため、必要に応じて分解洗浄を実施。

⑤ 状況説明と仕上げ
→ 状態をご説明し、すべての部品を安全に復旧。動作確認も⾏います。

対応事例

⼀⼾建ての第⼀種換気(ダクト式熱交換)
全館空調と⼀体型の24時間換気
ロスナイ、パナソニックなどの機種